風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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大量集客のふろ


有数の「よく入る施設」の見学に参加させていただいた。

岩盤浴と入浴、飲食さらにリラクまで体験した。

オープンされた頃にも、その二年後くらいにも入浴しているので経緯が分かって興味があり貴重な体験であった。

前回訪問したときはある計画施設のための参考にということである事業主とやはり同行した そのときは数店舗同時に例の「入浴のはしご」になり、あまりゆっくりと見ることができなかったし、「よく入っている」こと以外共通の興味が薄かったことがあった。

そのときは施設のことよりも造成や駐車場の配置関係などにこの施設の特徴と言うか、近隣施設との差別化を見るべきものとして考えていた。

ハードは昨今のように差別化のための工夫が多くあるわけでなく、よく言えばある種、王道を行くものだろう。しかし同種の施設が他の地域に多くあって入るものも入らないものもありそれが集客の決定打ではないことが伺える。

それよりも大きな要素は周辺の類似施設との競合状況のなかでの本施設の位置付けと言うか性格付けに成功することが大きい要素である。

そして事業主が自分で施設運営のほぼ全てを見て、指示していることが窺がえる。ましてキャパオーバーをずっと継続しているのだから、本来なら利用者の総すかんがあってしかりなのだが、利用者の支持を維持していることがそれを物語る。衰退傾向の岩盤浴利用率も高価な設定なのに高い。ほかの施設では考えにくい。

岩盤浴ゾーンにいるあいだにも、従業員2人セットで消毒清掃用具をもって定時清掃に回っている。客の居るところで。
不潔であるという疑念とそれをイメージさせないやり取りであり、利用客の少ないところでは経費もかさみとてもできないことだろう。

しかしそう年数が経っていない割には傷みが早いように思う。

これはしかたが無いだろう。特に風呂周りはただでさえ傷み、漏れ、汚れがどんどんやってくる。
汚れや傷みの目立つというのと、不潔というのは似て非なるもので、この施設では不潔を感じさせるところは目立つことはなかった。

しかし訪問日は平日で寡客日だったが満員御礼の日のふろはどうなのだろう。どんなキャパシティで設計されているのだろうか。
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by plus-plan | 2010-04-04 17:43 | ふろのこと
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