風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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ホテルの日帰り入浴

すこしだが関わらせていただいた温泉利用施設が連休前にオープンしているのを知った。ある指定管理者。完成した施設はセンスのよい昨今のホテルとなった。
木造平屋の低く抑えられたフォルムがみどり多いあの地によくあっている。
素晴らしい。

定価だろうが25,200円一泊二食。
市外者は入浴1,000円、地元は500円と優遇。

もちろん宿泊者も入浴する。

レストランもランチ、ディナーとも宿泊者と食事のみ利用が混在する。恐らく食事はグレード感を崩すことなくディナーは25,200円の宿泊、朝食を抜いたくらいの価格で、一定のスクリーンをするなど、宿泊者とディナー客に違和感が出ない工夫をしているはずだろう。
まさか、たまご丼ときつねうどんを食べている横でコース料理を食べさせるというようなことは常識としてしない。
給仕をする人の服装さえイメージできない。

ところが風呂は宿泊者が利用したいイメージと地元繰り返し入浴者の求めているものが同じではない。
日常と非日常はある意味融合しない、対極にある。

やはりここのつるぬる感のある温泉は、地元周辺の人々が「おらが風呂」として繰り返し利用されることにより成立することがしあわせなのではなかろうかと思うのである。
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by plus-plan | 2010-05-06 18:24 | ふろのこと
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