風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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神戸にオープンした温泉施設

神戸に最近オープンした施設を利用してみた。

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健康ランドがスパ銭の攻勢などで衰退して久しいが、この施設がその健康ランドの再来と見てとれるが計画者はそうは考えないのだろうか。

利用者層を見ていると高齢者中心でファミリーと中高年のグループに、若い(といっても幅広く)ひとが混じっている。

健康ランドとの違いは大広間ドサまわり舞台カラオケ飲食が前面にいない事と、はこび湯以外はシアター、レストルーム漫画、インターネット、ゲームコーナー、ボディケア、エステ風呂など基本はみな同じ。

温浴で決定的につらいのはビルインで外部に看板サインで施設の存在をアピールしなければならないこと。
既存テナントビルで雰囲気を出せるのか興味あった。
ショッピングセンターに入るC工事温浴施設などと同様。失敗事例は多い。

基本的にふろはふろにふさわしい環境と雰囲気をもっていることがのぞましいと考えている。

利用者人口が周辺にいる事も商圏設定者には重要な課題だが、ショッピングセンターにふさわしい土地や周辺環境があるようにふろや日帰り温泉にふさわしい雰囲気が備わっていることが重要である。

施設に近づいていくときに通る街並みやふろにふさわしい借景がほしい。
そしてふろはふろの建物として存在していることが重要ではないだろうか。
床面積と高さがあればテナント入居にはよいのだろうが利用者のふろとその利用料金に対する期待感と満足感の多くは床面積で片付かない。

4~50億円近い投資をして20億円近い売上をしなければならない事業だろう。5千円使ってくれて40万人/年入れなければ成立しない膨大な計画。
5千円も40万人も少し下回れば苦しいだろう。
上回ればうまく回るだろうが。超えるべきハードルレベルが高すぎる。
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by plus-plan | 2010-08-04 17:36 | ふろのこと
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