風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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川原湯温泉王湯

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川原湯温泉王湯 草津から帰りに川原湯温泉に寄ってみたいと思った。

すでにダム工事に先行する工事は行われ、はるか高所を道路などが通っている。
こじんまりとした温泉集落の源泉近くに王湯はある。

入浴料金を支払いながらフロントの女性にきくと笹湯はすでに営業をやめたそうな。
八ッ場ダムに沈むといってもその水面は微妙な位置にあるらしい。
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王湯は露天風呂と内湯があり、それぞれ脱衣場がある。屋外廊下を通じて行き来する。
川との間の傾斜地を利用しているのでフロントの階から脱衣へ一階高下がりさらに浴室へはもう一階高下がる。

脱衣室から吹き抜け状になった浴室上部の空間を通じて河原のほうにさらに縁があり冬場なのに開放している。
縁側でごろりともできる。
そういう構成は珍しい。
高低差と河原へ続くこの地を利用したものといえる。

浴槽は深くたっぷりとしてぬくもりがある。三方風呂でオーバーフローは壁側の補給水位置と対側に浴槽切込みであふれさせている。

補給温度が高温のため蛇口水栓から冷水が補給されており、止めないでと注意書きされている。入浴時は高温ではあったが入浴できる上限水温であった。

草津でさんざん入浴してきたあとなので、さらさらとした感触の湯で気持ち良い。
窓が開放されているので露天風呂外気浴と変わらない。こういうのは草津でもそうだったが湯気抜き窓と低所の開放開口部とで換気が十分に確保されており結露さえほとんどない。
草津の白旗の湯などでは少し閉鎖的で結露水滴がぽたぽた落下していたが。

草津というところは高原のさらに先にあるようなイメージ。もう少し行けば渋峠で標高は1200m前後。
もっと高所の温泉は各所にあるのだがあの規模の温泉地だからすごい。

その高所だから気温が低いということで結露対策がかなり難題だと思われるから。

木造の湯小屋が長年使用され続けるのにはこういう環境下を理解しての施設管理が重要と思われる。

戻るが王湯は脱衣場が屋内的で浴室が開放というかたちになっているので比較的乾いているのできもちよい。

またも草津だが地蔵湯などのように浴室内に脱衣場がある場合はどうしてもあたりまえだが湿度のある浴室環境での脱衣場となる。
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by plus-plan | 2012-01-11 09:57 | ふろのこと
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