風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
リンク
お気に入りブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

岳の湯

f0230744_15144868.jpg

岳温泉岳の湯
お正月のあさの開店からいくらも経たない時間に入らせてもらったのだが、地元の人たちがなにかの作業をこなすようにもくもくと体を洗い、入浴し、土間でくつろいでいる。

こういう静かな湯の音とカランの吐水音だけの状態はなんともよい。

それでも男子浴室に8~9人いる。
浴槽も大きくなくあまり余裕はない。
高齢者ばかりでもない。

私のような物見遊山の客はいなく見えた。
いつもするように浴槽のふちの土間に湯を流し、そこにへたり込んで掛け湯をさあ10杯くらいケロリン桶でかぶる。

ここも湯が重みのある濃い液体を感じる。

少し高温だが徐々に慣れる。浴槽水はよく撹拌されており、沈み込むとジンジンと体に入ってくるようなあの感じがすこぶるよい。
吐水量は概ね40~50㍑/分程度。浴槽が2.5㌧程度だから1時間に一回くらいの換水掛け流し量だろう。湯口で温泉水を口に含むとやはりかなり酸味が強い。これは歯の充填金属が変色するくらいかもしれない。

ちゃんと番台があり、1回はいるのは300円だが宿泊も可能だそうで、自炊湯治も可能だそうな。
こういうところで一日何回か温泉入浴しながら粗食を自炊して過ごすことができると魅力的だと思う。

連泊に耐えるリゾートを目指すことに実は通ずるのではないかと思うことがある。

近い将来、こういう場所は日本になくなってしまうのではないだろうか。
[PR]

by plus-plan | 2012-01-18 15:29 | ふろのこと
<< 土湯峠の温泉 高湯温泉玉子湯宿泊 >>