風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
以前の記事
リンク
お気に入りブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

甲子温泉大黒屋大岩風呂

f0230744_1072024.jpg
これもまた行きたかった甲子温泉大黒屋の大岩風呂に浴することができた。

ここは混浴というがとても女性は入れないだろうと思われる。
脱衣場が大空間の浴場の一角で風呂に入りながら入ってくる人や更衣しているのが眺められる位置関係にある。

目隠しや、脱衣コーナーにもう少し配慮があれば入る人もあるかもしれないが現状ではほとんどいないと思う。

それと湯が無色透明なので浴槽内までも見える。濁り湯系だと入ってしまえば安心感もあるのだが。
ここを混浴営業するのはやっぱり無理かなと思われる。

浴槽の底が岩が露出したり、穴になってるところなど補修をしてかなり起伏があり、深くて1.3mくらい、浅くて1mくらいとかなり深い。
概ね80㌧くらいの湯量か。
まえからよく考えていた立湯そのもの。水深のあるところは水圧が強く、下半身を抑え込むように入浴できる。

側面の天然岩から浴槽に温泉水が流れ込むようになっており、源泉を神と崇めるように設えている。
吐出量が60~70㍑/分くらいとそう多くないのと高温ではないため浴槽全体の温度がぬるめ。湯口近くが少し高温なのでそこに陣取る人もいた。

木造のそれにしては結構大きなスパンをキングポストで飛ばしている。これはこれで雰囲気があり好感が持てる。湯がぬるいこともあり、暫らく入っていてもほてらないから側面の窓は閉めている。
だから木構造が大丈夫かなと思われる。

こういう構造をまもる知恵が存在すると思う。一般的な温泉共同湯では湯舟に高温泉を供給し常にあつめの設定で、発汗するから窓を解放調整し室内はほとんど露天風呂のように外部と変わらない条件にしていることのほうが多い。
f0230744_11125066.jpg

[PR]

by plus-plan | 2012-01-24 11:13 | ふろのこと
<< 西の河原露天風呂 飯坂温泉鯖湖湯 >>