風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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洗い場のこと


入浴施設にとって洗い場ほど重要なものは無いと思っている

野湯のような浸かるだけのところは洗うも何もない、温泉地の共同湯でもあまり洗うための設備を設けない

温泉入浴を売りにしているところでもあまりちからが入っていないところも見かける

一般的に有料入浴施設ではこの良し悪しによってずいぶん優劣が分かれる

優劣は何によるか

腰掛と桶を置く台などとカラン器具、鏡、照明の位置関係が快適であること、腰掛が高いのに桶の台がなく床に置いて利用するものなど片手落ち 腰掛が低いと立ち上がるのが厳しいだから、使用する腰掛の種別によって大きく寸法が制限される

洗い場まわりの広さも影響はある

隣との距離、反対側の洗い場との距離そして間仕切りの有無 効率上狭くしたいが限界寸法が存在する 利用料金体系も影響する

そして致命傷となる清掃対応のしやすさも検討しなければならない、間仕切りの有無によって清掃作業量がずいぶん差が出る

排水の位置と溝の作り 蓋の有無


カラン器具についても吐出量が不満なく温度が安定し、故障の多い部位なのでメンテナンス対応も簡単ではない これはカラン器具の問題というより給湯を含む設備方式に影響がある根本的問題に行き着く


洗い場はいくつ必要なのか浴槽配置との関係はどうなのか、そもそも建物はどのように構成されるのかと施設全体のありかたを俯瞰しなければ、洗い場のことは十分なことが言えないのである


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by plus-plan | 2014-10-29 19:24 | ふろのこと
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