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液面計と言っている電極式水位計だが浴槽水が連通して水位が減れば電極により信号を出して給水し一定水位に達すれば給水停止するという単純な浴槽水面制御の方式である 浴槽循環濾過機が出現して同時にこういう方式が普及したと思われるし今も多く採用されている 満水位置を少し上げれば人が入ると浴槽があふれ、減った分補給される仕組み だから多くの人が入浴すれば溢れる量も増え、新しい水が補給されるから比例的に浴槽水水質が保たれることになる しかし満水位置を下げればほとんど溢れない風呂になってしまい新水は補給されないということが起こる ここはやはり経営者運営者のデリカシーに頼るところとなる ちなみに公衆浴場法の各県条例では浴槽水の換水や滅菌方法に関する規定はしているが補給水量の規定はしていない 補給水量を増やす営業をすれば換水規定以上に浴槽水は保たれると思われる しかしまああふれた浴槽水は加熱し、下水道料金など費用がかかり、単純ではない この液面計が動きの少ない水がここに溜まるということで不衛生であると保健行政から指摘されているケースがある しかし現実の施設では液面計のように死に水が完全にない状態を作り出すことは不可能に近い 連通管や濾過系統の配管があり、タイルや石の仕上げ材ときりがない 滅菌薬剤が届かないいわゆる裏側も多い すこしでもより完全に近く持っていくかということだと思われる そのためには、先ず建物浴槽配置、機械室配置や仕上げ方法や配管経路、機器レイアウトをどういうふうにつくるかという計画と入念な施工をするかが重要だと思っている
by plus-plan
| 2014-11-11 10:04
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