風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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共同浴場

本来浴場は最小限入浴をすることに限定すれば、温泉の共同浴場のようなかたちになるのではないかと思われる
共同浴場もさまざまだが、はだしになって上がり、浴槽と脱衣場で終わりが基本となる、

共同浴場は公衆浴場営業に規定されるだろうかと疑問がわく、たいてい公衆浴場法ができる昭和25年ごろには既に存在してそれからあまり増えることはなかったと思われる
公衆浴場法では県ごとに条例により脱衣場便所浴室浴槽洗い場などを規定しているのだが共同浴場の大半はこれらを満たしていない

はたして、ひとは石鹸で体を洗う必要があるのだろうか
シャンプーもリンスもタオルでごしごしやるのもあたりまえになってしまったから、洗えばすっきり爽快だからするのだが、シャンプーと体を洗うのは少し違うかもしれない
からだの垢は肌のためにはこすらないほうがよいのではないだろうか

そうすると、共同浴場の洗い場がないというのが頷ける
もともと給湯は温泉だけだから非常に都合が悪い
給湯設備を設けるというのが管理の問題もあり、有料無料の分かれ目になる場合が多そう

掛湯がないから、縁に座って浴槽水をかぶるのが掛湯であり上がり湯でもある
さすがに頭を洗うのは別の場所しかないということか
昨今住宅の風呂が機能的にできているし、ずいぶん改良されて体を洗い浴槽につかる機能は十分、温泉とその熱源がないだけでガスや電気で賄うのだが

共同浴場は温泉をその熱と湯量によって常に浴槽が利用できるようにしている、近くの住人はいつも入浴が可能で生活に密着している
温もって帰ってシャンプーだけ家でするとかだろう

無料とかそれに近い利用料で運営を継続できるようにしてほしいし、保護されるべきだろう
地域にとってこれは財産であり文化でもある
たまたま訪づれた人にも利用できるようにしてほしいなあと思う
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by plus-plan | 2015-04-28 15:51 | ふろのこと
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