昨日17日、栃木市の公衆浴場で浴室の天井が崩落しけが人が出ているというTVニュースでの電話取材申し込みがあった
崩落個所を見ると、LGS下地にベニヤを貼り、その上に羽目板仕上が施されてLGSは天井に残り、ベニヤ板がさばけて濡れて重そうな羽目板とともに落下している
冬場の浴室は換気を制限しがちなので高温多湿状態が終日、数か月間は続いていたとみられるから非常に条件が悪い
一定の換気を続けていればよいが、冬場はそうもいかないのが風呂場
浴室などの天井は天井裏と浴室を区切る界面となり、天井裏に浴室の空気が流入すると天井面のみならず上階の床や小屋裏があり結露し、激しく腐食させるのでしっかりと区切らなければならない。
浴槽は塩素滅菌されていることがほとんどなので一部は気化し金属などを腐食させることもある
軽量化も必要で落下しにくくなるほか、もしも落下しても重大事故になりにくい