風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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メリハリッチ

メリハリッチというらしい

メリハリをつけたお金の使い方をする消費者は高額商品も売れる傾向にあるということらしい。
そうそう高額所得者でなくとも使うところでは使う。
ここでは高級化粧水だそうだが、高額なものを無理して買う人はそのほかの日常生活では節約をすることになる。

生活にメリハリをつけたいという志向だろう。

さかのぼって考えれば、高度経済成長期以降はみんながテレビを欲しがり冷蔵庫を備えクーラーを設置し、クルマを所有した。
そういうみんなが同じ方向を向いていた感覚はもう消滅しようとしている。

従来のスーパー銭湯はある意味同じ方向を向いていると感じている。都市部の人口密集するところで同様の温浴施設が営業している。

日帰り温泉志向はメリハリッチの対象なりうると思う。
非日常的なもの、ゆっくりと時間が流れたり普段の都市生活では味わいにくいものを備えればよい。いつ来てもここは他所と違うとかなどと演出してリピーター化をはかりたい。

そういう人たちにも選ばれる高級化粧水(のようなもの)に商品がならないと勝ち抜けないのが商品開発者の立場。
やはり差別化ということか。

メリハリッチとともに「ファミリッチ」というのも「ゆとリッチ」というのもあるそうな。
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by plus-plan | 2010-05-17 18:18 | ふろ以外のこと

ホテルの日帰り入浴

すこしだが関わらせていただいた温泉利用施設が連休前にオープンしているのを知った。ある指定管理者。完成した施設はセンスのよい昨今のホテルとなった。
木造平屋の低く抑えられたフォルムがみどり多いあの地によくあっている。
素晴らしい。

定価だろうが25,200円一泊二食。
市外者は入浴1,000円、地元は500円と優遇。

もちろん宿泊者も入浴する。

レストランもランチ、ディナーとも宿泊者と食事のみ利用が混在する。恐らく食事はグレード感を崩すことなくディナーは25,200円の宿泊、朝食を抜いたくらいの価格で、一定のスクリーンをするなど、宿泊者とディナー客に違和感が出ない工夫をしているはずだろう。
まさか、たまご丼ときつねうどんを食べている横でコース料理を食べさせるというようなことは常識としてしない。
給仕をする人の服装さえイメージできない。

ところが風呂は宿泊者が利用したいイメージと地元繰り返し入浴者の求めているものが同じではない。
日常と非日常はある意味融合しない、対極にある。

やはりここのつるぬる感のある温泉は、地元周辺の人々が「おらが風呂」として繰り返し利用されることにより成立することがしあわせなのではなかろうかと思うのである。
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by plus-plan | 2010-05-06 18:24 | ふろのこと