風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
カテゴリ
以前の記事
リンク
お気に入りブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

<   2010年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧


渦の道

鳴門海峡大橋に渦の道という橋を途中の潮流の見下ろせるところまで歩くことが出来る歩道があるというので訪問した。
四国へ往来するときいつもこのうえを自動車や高速バスで通過しているのだが、全く知らなかった。

酷暑のこの日だが海峡の水面上何十メートル、側面は網で吹きさらし。
風がここちよい。
お目当てのところは大橋の鳴門側から三分の一ほどいったところか。

渦が十分なタイミングではなかったが潮流が足の下を流れ、船が行き来するのもジオラマのように見ることが出来る。

入場料大人500円。子供も多いが40分くらい居たところで、ざっと200人くらい居たから、概算2000人/日くらいの入れ込みだろう。
平休格差は大きく、1:3として40万人の利用者かな。
そうすると3億足らずの売上で運営ということか。その程度とすれば大掛かりっぽい感じは否めない。

水光熱費が温浴のようにかからないから有利かなと思われる。

人件費はそう変わらないとすればこういう運営は結構魅力なのかなと考えられる。

しかし温浴施設の水光熱費は大きなウエイトを占める。

少しでもおさえようと考えるのが人情。下水道料金に関して浜松のあと千葉でのバイパス事件が報道された。どちらも上水、水井戸、温泉水と複数の水源を使い下水道が敷設されるところでは下水に放流することとなる場合がほとんど。
一般のスパ銭で一~二千万円/年という下水道料金だからつらいのは当然。

渦の道のような湯水とあまりかかわりのない施設運営はよいのだろうなとうらやましくおもってしまう。

f0230744_15202142.jpg

[PR]

by plus-plan | 2010-07-31 15:24 | ふろ以外のこと

浴槽のことで想い

更新をさぼるとすぐひと月くらい経つ。

レジオネラ属菌対策で温浴施設は苦労している。

決め手が無い。

保健所もレジオネラ菌数値をもとに滅菌や換水頻度を上げることばかり要求する。
これはこれで不必要とは言わない。

実は今の行政が法、条例制定し適用している方法では不十分ではないか、あるいはある意味では適当ではないのではないかとさえ考えられることがある。

レジオネラ問題以前から当社設計の方針として蜜実な駆体で浴槽を築造しようとして来た。
漏水対策としての防水はするとしても、少しでも粗な部分をつくってしまうとそこへ浴槽水は浸透し、漏水につながるかまたは死に水をつくることは避けようとして来たから。

これは主として循環配管や機器類を主として滅菌を実施させようとすることでは不十分であることもものがたる。
が、これを改善することは容易ではない。

f0230744_15153576.jpg
現行法規では、浴槽水の換水頻度をあげることと、滅菌作業の頻度を上げることを主眼にしている。これは浴槽、配管内を滅菌することであり浴槽は全く漏れないことが前提になっている。
みんな本当に漏れないといえるだろうか。

漏れないだろう。

漏れないとしても「滲みこむ。」

そこには滅菌は届かない可能性がある。

ことあるごとに「滲みた浴槽水は出てくる。」

だから、いつも少しだけ基準前後のレジ検査数値が出てくると考えられる。

ことあるごとに神経質に浴槽造りをすることが重要であることを思う。
[PR]

by plus-plan | 2010-07-24 15:16 | ふろのこと