風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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大晦日になってしまった

年の瀬にはいつもいつも反省を繰り返している。

しめくくりになにかと考える事が悪いわけでもなかろうに、達成感が十分でなく居心地の悪い大晦日という感じをもっている。

発注者に評価を頂く事が最も重要なのだが、その向こう側で施設利用者が不満でないことも、そして社会や地域にとって建築物が妥当性のある機能やデザインがなされたのか、こういうことを思いながらやればやるほど矛盾も生じ、過不足無いものにすることがむつかしい。

建替え工事のうえ年末、つい先日施設を再開業された施設の業務をさせていただいた。
最終の追い込みの工程が厳しく、開業予定を大きく変更する事もならず、利用者にもすくなからず御迷惑をかけているものと考えられる。

十分に工事が完了して試運転も済んでいて利用者を迎えても、年末年始はたいてい多くの利用者で施設キャパシティいっぱいを連日すごす事になり、計画していたとおりにならないこともある。
この年末年始は気象情報では荒れ気味で気温も低いと聞くから最大の負荷をかけることになる。

年末開業は一般的に温浴施設にとっては最も良い。不景気続きで夏場も利用者が減少気味であり、ゴールデンウイークや秋の連休よりなんといっても年末が良い。

それやこれやで居心地の悪い大晦日なのである。

来年はもう少し更新頻度をあげなければいかんと思うところ。

当ブログを見てくださる関係者のみなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいますように。

卯年も変わりませずよろしくお願いします。
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by plus-plan | 2010-12-31 12:39 | ふろのこと

温浴施設の閉店

温浴施設の閉店ニュースが目立つ。

この業界では大手の施設の閉店もあり、同様に会社そのものが民事再生法適用で今後が見えないところもある

売上そのものが不十分な店舗、固定経費が削減できない施設、競合店舗に客を奪われることもある。
地域が利用料金のダンピング合戦に陥ったところもある。

ダンピングにより一時的に他店客を奪って、対象店もダンピングがあれば奪い返し、地域でそのようなことが起きるとどこかが閉店するまで生き残ることしかなくなる。

こういう場合、できる出来ないは別にして利用者の多寡に合わせて経費を加減することが可能な施設や体制をつくることが出来れば本当は一番うまい。
施設の大きさは加減があまりきかないから、人件費水光熱費などが売上に応じて加減できるようなものが出来ないかと思っている。

事実、浴槽水は多客時に汚染し寡客時には汚れない。
給湯負荷は利用者数に比例する。売上比例とも違う。
露天風呂の放熱対策は完全屋外ではなく半屋内的なものにするなどで大きく熱ロスを防ぐ。
など。

人件費は施設規模比例部分と利用者数比例部分があり、まめに適切なシフト組み直すことですこしは増減が可能。

細部はあれこれあるが、かけるところとかけないところをバランスさせる意識が責任者、経営者に備わっているか、そういう志向があるかということと、
施設づくりの志向とがうまく一致しているのかということではないかと思われる。

変わるが、福岡の志免町のボイラの爆発はどういうことなのだろう。5台もボイラ(かま)が稼動していることも一般的ではない。動画を見ることが出来たが、煙突も十分ではない。はたして合法的なものなのだろうか。
経営者が数回にわたり変わってきた施設と聞く。

しばらく情報をみまもりたい。
こういうことがあるにつけ、既存のまじめにやっている施設に影響が及ぶことが多いから。
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by plus-plan | 2010-12-24 20:00 | ふろのこと