風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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<   2011年 09月 ( 1 )   > この月の画像一覧


スーパー銭湯の閉店

東京足立区「保木間の湯じゃぽん」がこの9/5閉店したそうな

設計段階で多少かかわったのだがあまり後味の良い記憶はない。当時施設はちゃんとオープンしてここに至って閉店までの概ね13年の期間を経たということになる。

東京都内というところは井戸温泉のくみ上げ量も総量規制、浴槽水の毎日換水などと経費のかかることばかりで、客足が少しでも遠のくと継続が困難になるのだと思う。

この場所は都区内とはいえ埼玉周辺市に近く、そちら側で事業をしていればずいぶん経費上は有利ではなかったかと思われる。

場所柄ヘビーユーザーで支えられるのに850円という価格設定も高めで都区内とはいえ厳しい。
都区内施設の有利不利のバランスが悪いと言えるのではないか。

13年を経ると設備の更改時期を迎える。
もちろんサウナや浴槽などの内装なども老朽化が激しくなるし、不潔感が否めなくなる。

廃業時期を迎えてるということか。

閉店に至る真相はわからないがこういうさまざまが積み重なり継続困難となったのではなかろうか。

当時スパ銭の開業がかなりあったのでそういう施設が転換期を迎えていると思われる。
建て替えるか何らかの大改修や設備の更改をして自ら営業を継続するか、または転廃業や営業譲渡するか。

借地の場合契約期間設定のこともあるし、設備機器や井戸温泉が償却期間を終える時期でもあり返済原資が急激に減る時期であることも影響する。

これからそういう時期を迎える施設が当時建設ラッシュだったのだから数多いものと思われる。
そういう意味で転廃業により今後商圏構図に変化が起こるとも考えられ、われわれにとっては情報収集がカギになってくる。
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by plus-plan | 2011-09-07 15:46 | ふろのこと