風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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<   2014年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧


公衆浴場の規模感

コンビニがちょうどよいと感じる理由はなんだろう

大型ショッピングモールでいろんな店舗があっていくつかの買いたいものを探す、必要なものにもよる、コンビニで揃うものは車を止めてあるいは住まいの近くのコンビニで買う 結果的に全国何万店のコンビニ対ショッピングモールの売り上げは拮抗している


大型ショッピングモールに対抗できるのはコンビニや小型食品スーパーだけと言える

ショッピングモールの盲点とは大きいことだろう


話を転じて

大きい温浴施設は不利な点が多い(当たり前だが有利な点も)ことを突き詰める必要がある

風呂や熱気浴、洗場の数を競うことが大規模につながる


一度に多くの人が収容できることである、ところがこれが弱点になる


入浴はレジャー、娯楽か生活行為の一部かまたその両方か利用者のスタンスだろう、あそびなら大きく複雑で多くのものが存在することが魅力になるし、目的が明確なら最小限の施設があればよい


共通して利用率の高いのは露天の風呂、主浴槽か炭酸泉、露天風呂サウナと冷水風呂そして洗い場に絞られるそれぞれ巨大なものは必要なく適度なものが適度に組み合わされればよい、そこそこの規模なら往来が長くない利用動線に配置されることで大型施設より魅力あるものがありうる


昨今大きな施設が多くなり大量集客をしているが、大量の客が館内の長い動線を往来するため非常に不快な場合が多い

日常生活の入浴では脱衣から入浴、洗体、休憩も含めわずかな動線距離で済む、そこに家庭風呂では味わうことのできないサウナ水風呂露天風呂などを加えると考えれば巨大規模にせず快適な範囲に施設を収めることが出来る

風呂の種類や岩盤浴の室数を争うより必要なものを必要なだけ用意するほうが利用の仕方により快適な場合が多い

和風旅館の夕食で食べもしない山ほどの料理を並べてこれでもか式の豪華料理を提供される側の不快感に似ている、必要にして十分な適度感のある施設が新たに認知され、既存施設でこれに当てはまるものやまたこれからあたらしくつくられていくことも可能性を秘めている

やはり多様化だと思う


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by plus-plan | 2014-08-30 18:20 | ふろのこと