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温泉の掛流し施設のこと。
いくつもの浴槽をつくっておいてそのうち一つか二つの小さな浴槽をほんの少し掛け流しをして、看板には大々的に源泉掛流しと謳う施設を見かける。 そこまでして掛流しがよろしいのか。 それくらい掛け流しは素晴らしいのか。 濾過のほうが清澄な場合も多いとおもわれるが。 掛流しで運営するなら営業終了後排水して清掃をして湯張りをすることになっている。そのあとどれだけ流さなければならないかは明確な規定はない。 だけれど温度と清澄度を保たなければならない。 入浴者は浴槽に汚れを持ち込む。 まずからだを洗う人と、掛湯だけの人と、サウナや冷水風呂を先行して利用するひと、まったくそのまま掛け流し浴槽に飛び込む人と条件は違う。 しかし平均的には入浴者数に比例して汚染する。 それをあふれさせて排水しなければならない。 そして自然に浴槽は冷めていく。 ひとが入浴してもあふれたぶんの熱量を奪われる。 少し熱いめの温泉水を吐水することによって水温を維持する。それ以外にも加温する手立てはある。組み合わせることもある。しかし基本的には吐水によるからうわ水が熱く、底のほうが冷たい。 たくさん人が入れば混ざる。誰も利用しなければうわ水だけがオーバーフローして温度維持さえも難しくなる。 温泉排水は自然水だから河川などへの放流が出来ることが前提である。浴槽水の排水となれば下水などと同じに扱われる。浄化槽地域では浄化槽に温泉排水を入れることはできないから河川放流出来なければ成立しない。 過剰に多く利用者があれば汚染水に近くなるが、寡客ならほぼ源泉のままということになり全く自然水と言える。 そういう曖昧さ難しさを含んでいる。 この排水はほぼ一定の40度の排水であり、これを放流することは非常に惜しい。一般的な熱交換では⊿t(温度差)に限界があり、最大熱置換しても10度程度が限界で30度程度の排水温度にしかならない。 それでこの熱をヒートポンプにより大きく熱置換をすれば排水温度はさらに大きく下がりその間の効率よい熱利用が可能である。 こういうことをいま考えている。実例もある。 源泉40度程度の温泉が一定量湧出している場合、ほんの僅かなエネルギー量で、洗い場での井水を加温することができ、掛流しに必要な源泉の加温も同時に可能である。 40度もの温泉があって、井水の加温用に化石燃料焚きボイラと煙突が加わることはよくない。 外部から煙突が見えることで高温泉なのに「ここは温泉が冷泉なのね」と言われてしまうことをなにより避けたい。 利用者にとっては煙突とはそういうものだと思ってしまう。 ▲
by plus-plan
| 2011-01-05 09:36
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あけましておめでとうございます。
本年も相変わりませずよろしくお願いします。 年末、運営上手な経営による施設のオープンが複数あった。 リニューアルまたは改築。 以前にも書いたことがある。 背広を着て施設関係者っぽいのが館内をうろうろ、利用者に挨拶するでもなくその辺に居る。 常連知り合いであろう人にだけは愛想する。知らない客には黙っている。という光景を見る。 利用者はそういうことを見ている。 居心地がよいか、悪いか。 清掃が行き届いていること、浴槽水温が妥当で清潔であること、サウナ水風呂が快適なこと、洗い場カランの水温が一定などそういうことは期待を裏切らないことは重要だが、「働くひと」のことは実力が出てしまう。 時間給で働く人が多いのだから仕様が無いといういい訳は出来ても経営者やそういう関係者のことに意外に気づいていない。そういう人がいちばん「ひとやまなんぼ」の客と考えている。 オープン施設にいちばん教えられたのは、もともと繰り返し利用者が多い施設で、そう言う人にとって居心地の良いと感じ得ることをつかんでることで、それはいいかえれば新規客にとってもリピーター化していく過程となっている。 この2011年も弊社にとって年末近くの開業予定施設が複数あり、いろいろと教えてもらいながらだが、あらためて気を引き締めてやらなければならない。とおもっている。 ▲
by plus-plan
| 2011-01-04 16:33
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