風呂あれこれ PartⅡ


温浴施設の設計を手がけて40年、風呂への思いを綴ります。
by plus-plan
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年末に

飛ぶように年末がやってくる
 どうか新年もよろしくお願いいたします

昨今は満艦飾で大型の高額利用料の高付加価値温浴施設が新規開店されていく

関東圏などの巨大人口を背景に持つ地域でのみ成立するものと思われるが少しづつ地方にも拡大していっているように思われる
ラドンセンターや健康センターがいっとき建設され今も運営を継続している施設もあるが全体としてはほぼ廃れた
 
それはスーパー銭湯の台頭によってであった

 健康センターの入館料が2000円前後に対しスーパー銭湯は入浴に特化して500円程度で運営するものであった 健康ランドのように広間やレストルームシアターなどなくとも入浴ができれば安価なほうが良いというものであった

ところがいままたスーパー銭湯がいろいろとくっつけて大型化し高額化をすすめている一見高利用単価になるので魅力的なのだが投資規模が過大になり 
少し間違えると健康ランドと同様になるのではないかと危惧している

歴史は繰り返すのだろうか
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# by plus-plan | 2016-12-26 17:26 | ふろのこと

遮熱のこと

いつの間にか11月も終わりが近づいた 時間の経過が早い早い 
日が短くなり冬至が近いことを感じさせる

ずっと以前からなのだが温浴施設で遮熱を採用できないかと考えている

温浴は湿気と熱気や冷気もありそして季節変動のある外気があり露天風呂もある
従来、熱気浴では断熱でやってきているので熱気を拡散させないために布団でくるんでいるようなもので、時間経過でどうしても周辺躯体などに熱は伝搬してしまう

伝搬して結露し熱負荷を大きくし、いわば冷却しながら加熱するという最も無駄なことをやっている
これは温浴浴槽や冷水浴槽でも似たようなことがおきている 

やはり断熱材で断熱し保温するという方法しかとれていない

遮熱材料が貯湯槽をくるむように貼り付けると放熱量が減る、日射の遮熱以外にこの類の遮熱に実績が多い

となると、サウナのような熱源になる部屋そのものを断熱とともに遮熱をすれば問題となる他の部分への熱伝搬が少なく、サウナ室自身も放熱が少なくなるのではないかと考えている
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# by plus-plan | 2016-11-25 18:47 | ふろのこと

高額温泉施設の開業

8月に入った

梅雨明け10日を過ぎたから徐々に気候不安定な日になっていくと思われる

交代で夏季休暇というところは、この時期や盆明けが多いのではないかと思う

熱気ではかどらない仕事なら長期休んでしまうほうが良いぐらいだがそうもいかない

今年はオリンピックの年でもありイベントに事欠かない


先日夏休みを前に開業した温泉利用施設を利用してみた

ホームページを事前に見ていたのだが入館料が高額に設定されている

昨今の傾向ではあるが、施設の大規模化、サービスの充実など手だてが必要なのだがそういうどのような「手を」打っているのか興味があった 


ロケーションは足元にはあまり人口のいない風光明媚ではある 


だからそこそこ遠距離を利用されないと成立しないところといえる または少数人口にリピートさせる手立てを持っていることだと思う


実際に利用してみると休日の平日よりさらに高額な利用料を支払い入館 館内着さえ別料金


想像通り休日にも関わらす利用者がわずか

施設規模も従来のスパ銭のそれより小規模 休憩スペースこそ立派なテレビ付き安楽椅子が並ぶ部屋が設けられている

しかしそれ以外は特筆すべきものはない


昼時だったので食堂でついでに軽く食事をと思い行ってみると料亭コースメニュー

飲食まで高単価にしてそういう利用者を集客しようという方針なのだろう

入湯税が課せられるところであるから少人数でも売り上げが上がることを考えたのだろうが、それでも利用者がいなければまったく意味がない


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# by plus-plan | 2016-08-06 11:16 | ふろのこと

夏が来る

また夏が来る


すでに梅雨空が続き 湿気がまとわりつき 毎日が腐敗菌に囲まれて晴れれば十分に熱く

もう耐えられない日々を過ごさねばならない


私はどうも冷房嫌いで快適な冷房をあまり知らない


交通機関のそれはすし詰めでも倒れないようにファンで

強制的に冷風を吹きかけるように設計できているから寒暖の差が激しくなるのは仕方ない


日々地下鉄にお世話になっているが駅のホームにも冷房機が入っている 電車の走る場所と一体空間だから冷房はまったく無駄のようだがある程度人のいるところは冷気が満ちている なんと無駄なことをすると思うが混雑するから仕様がないのかもしれない


しかし、50年も前は電車にも冷房はなかったと思う 暑ければ窓を開けた 自動車にも三角窓が助手席運転席についており、速度に応じて涼風が入ってきた


考えてみればそういうことが懐かしいばかりで夏も結構楽しかったなあ


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# by plus-plan | 2016-06-30 18:11 | ふろ以外のこと

外国で入浴施設づくり

私共は日本で風呂づくりをしているから外国の事情が分からない

文献や人の話ネット情報による


日本の温浴施設入浴について諸外国人が利用するときはどちらかというと日本人が多い中で利用されるから、自国の習慣を押し通さず、日本の習慣に合わせようと努力すると思う

私が外国旅行で入浴するときもそうするのと同じこと


パブリックな入浴施設そのものの有無やみんなで裸浴をする習慣も国によってあるいは地方によって違う

だいたい他人の居るところで裸浴をして湯に浸かり体を洗って湯上りをゆったり過ごすなどあまりないと思ってよいだろう


外人来訪者が温泉など入浴施設が利用され自国にあまりそういう施設がないからその地で施設をつくれば利用されるというのは思慮が浅い


やはり裸になること、そのため男女が基本別々になることがあって、沐浴熱気浴が気持ちよく思えること、露天風呂外気浴が利用されること

からだを洗うということに欲求があること

など、必然性がなければ温浴施設は成立しないと思う


ひとがいて必要性があり利用料金が妥当で 利用してみると快適であると感じるというのはある程度普遍性もあるが習慣や他人との関係性を考えないと海外での温浴施設づくりはできないと思う、あたればよいがあたっても十分に継続するかさえもわからない


旅行者などがもっと増えて温浴利用経験者が拡大すればよいと思う

まだ時間がかかる


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# by plus-plan | 2016-05-25 10:46 | ふろのこと